京都人、京都について書いてみる(デザインとは関係ない話その1)
京都のデザイン会社に働いていると、お客様も京町家、西陣織、染めの会社など、「京都ならでは!」というような方とお付き合いすることが多いのも他の地域にない特徴だと思っております(まぁ当たり前といえば当たり前なのですが、、、)。
デザインやホームページのご注文を頂く中で接するお客様やお取引先には京都の様々なことをご存知の方も多く、知らないこと、勉強させていただくことばかりです。
ちなみに、私は営業・経理担当。デザインは全くわかりません。なんなら1年前までMACなんてものを触ったことがありません。入社当初、MACの電源がどこか教えてもらうとこからのスタート。
そんな私ですが、うちのデザイナーが生み出すデザインには日々感心しており、0からお客様の要望や願いを形にできる彼らの技術には羨ましくもあり、自分の目の前でチラシやHPなどの制作物ができあがっていくのを間近で見られて楽しくもあります。
そんな中、社長より急に「京都のこと書いてー」と言われたので渋々書いておりますが、
私の書くブログには一切デザイン的な難しいことが出てきません。ご了承ください。ただただ京都のことを書きます。笑
京都人とは
さて、実はうちの事務所、根っからの京都人は私1人なのです。いや、正確に京都人が何を指すのかを説明しておかないと誤解を与えそうですね。実は社長は京都府の生まれの人とは言え、宇治で生まれ育った人なので、京都人かと言われると、「まぁ行政の人とかはそう言わはるかもしれんなぁ」、という感じでしょうか。(怒られそうですが、、、)
そもそも正確に「京都」が何を指すのかっていうと、鴨川から嵯峨野線の間で、南北は京都駅から北山通りぐらいなのかなって感じですよね。いわゆる御土居(おどい)のあったエリアの中に住んでいる人が京都っていう感じです。ちなみにうちの事務所も御所の南側にある、ということはこのエリアの中心部にあるんです!
まぁ、つまりこの京都に生まれ育った人が京都人から言わせる京都人なのだと思います。
これは私じゃないのですけど(本当に違うんです!)伏見について「京都駅の向こう側」って言っている人がいてまだまだ洛中・洛外っていう感覚は強いんだなぁとわが町にくらす人のことながら、変に感心したことがあります。
メディアの影響力
最近では京都きらいとか京都の嫌なところとかメディアによく出ていますね。
でもね、皆さん、、、、、誇張しすぎです!!
とにもかくにも、私個人としては「京都人は嫌なことを言う」とか、「いけず」とかというレッテルを貼られるのが嫌なんです。
なぜなら京都人は誰よりも京都のことが好きですから。笑
京都にある自社でできること
うちの会社でいただく仕事には、京都の伝統や京都らしさを表現するというような、難しいミッションもあります。京都人は京都好きですが、詳しいことは知らなかったりするので、「らしさ」を勉強し直すことは本当にいい機会になるのです。
いつでもそばにあると知ろうとしないんですよね。なので、他府県民の目からみた京都、そして京都人から見た京都など様々な視点で表現できるこの事務所では新しい何かを生みさせることも多いと思っています。
今後もデザインとは全く皆無の京都ブログ、綴っていきたいと思います!